発炎筒について
○ 発炎筒の名前って?
正式名称は『自動車用緊急保安炎筒』 といい、製品性能は日本工業規格(JIS)で
厳しく定められています。
○ いつ使うの?
①高速道路でパンクやガス欠などで動けなくなった時。
②踏切で脱輪や自走不可な状態になってしまった時。
③カーブ等の見通しの悪い所で故障を起こした時。
など、車を運転中に発生した故障、事故等のトラブルを第三者(周囲を走行して
いる車)に安全に伝えるために使用します。
○ 有効期限って?
確実な性能を維持するために有効期限4年と
日本工業規格(JIS)で定められています。
有効期限の切れた発炎筒は、湿気などによる
劣化によって点火しない場合があります。
必要な時に使用できない。
なんてことにならない為に有効期限の切れて
いる場合は交換しましょう。
○ 有効期限が切れている場合は?
発炎筒は保安部品です。
有効期限の切れている場合や、損傷又は湿気を吸収したため、性能の著しく
低下した発炎筒は、有効期限内でも交換が必要です。
当社にて交換ができます。
○ どこにある?
国産車、輸入車を問わず、日本国内を走行する
ほとんどの自動車に搭載されています。
場所は助手席の足元付近に専用ブラケットで
装着されていることが多いですが、車種によって
異なる場合がありますので、確認してみると良い
ですね。
○ 発炎筒の性能
光の強い赤色の炎を5分以上燃焼します。
160カンデラ以上の光を発するために
昼間でも600m以上、
夜間では2km以上先から確認できます。
※使用方法
○使用方法
- 格納場所から取り出す。助手席の足元にある場合が多い。
- キャップをひねりながら抜く。
- すり薬をこすり点火する。
- すばやく適切な場所に置き、退避して他の車等に危険を知らせる